原反取り切り(経済ロット)とは?原材料を無駄にせず一括購入するお得な方法をご紹介します

原反とは?

透明袋を製造する前の姿=『原反』です。
食品に使うラップフィルムの形状を思い浮かべて頂くと分かりやすいですね。
原反
ラップ一本には、厚み・幅が一定のフィルムが決まった長さで紙管に巻かれています。
原反も同じように、一定の厚さ&幅のフィルムを決められた長さで紙管に巻き付けてあります。
原反一本のフィルム巻長は、厚みにより異なります。

やや薄めの#25 4,000m巻
標準の厚み#30~超特厚#60 2,000m巻

透明袋やOPPシート等は、製品の種類ごとに必要な原反から加工し製造しています。

原反取り切りとは?

原反一本から製造できる製品の数は、製作する商品のサイズによって異なります。
(ロールの長さ)÷(製造する商品1枚分の横幅)が最もロスの無い最大製品数です。
この一本丸ごと買い取りの方法を『原反取り切り』もしくは『経済ロット』と呼びます。

丸ごと一本を同じ製品に加工・買い取りして頂くことで無駄を省くだけでなく、お得にお安くご提供できますから、同じサイズの袋を長く使い続けるご予定のお客様や、大量に商品をご注文のお客様にオススメです。
・単価x仕上がり枚数 がお支払金額となります。

具体的な仕上がり予定枚数の例

・#30(標準)A4サイズ袋(幅225x縦310xフタ40mm)を製作する場合
2,000m ÷ 225mm(袋のヨコ幅)x 98%(製造段階のロス率2%と仮定)=8,710枚

★原反取り切りでの仕上がりの予定枚数=8,710枚
袋の幅でカット この場合225mm毎

注意点

原反取り切り単位でのご購入は、比較的製品をお得にご提供できる場合が多いですが、発注頂いた経済ロット(例えば原反2本分購入等)分は、一括購入して頂くことが前提となります。
ご注文時に、具体例のような形で大体の仕上がり枚数をお伝えすることはできますが、確定枚数ではございません。実際の仕上がり枚数と予想数に誤差が生じることもありますので、ご了承お願い申し上げます。